iPhoneアプリをリリースするためにデベロッパアカウントに登録しましょう
iPhoneアプリを開発して、リリースするためには、Appleのデベロッパアカウントを取得して、審査後にリリースすることができます。
Apple製品を使う数多くの人たちを幸せにするための方法を身につけましょう。
Apple Developer Webサイトでは、Appleプラットフォーム向けの優れたAppを作成するために、必要なツールや情報を提供します。
Appleプラットフォームでの開発が初めてでも、無料で始めることができます。Apple Developer契約に同意するだけでアカウントが作成され、ベータ版ソフトウェアや各種ツールのダウンロード、フォーラムへのアクセス、バグの報告を行うことができるようになります。
さらに高度な機能を備えたAppをビルドして配信する場合は、Apple Developer Programに登録してApp Storeで配信するか、Apple Developer Enterprise Programに登録して、所属する組織内で独自の社内Appを配信することができます。
プログラムに登録すると、メンバーシップに関係する追加オプションがアカウントに表示されるようになります。
開発からユーザーに届くまで
Apple Developer Programに加入すれば、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TVの各App Storeで、世界中のユーザーとつながることができます。
メンバーシップには、Appの開発と配信に必要なすべてのツール、リソース、サポートが含まれています。また、ベータ版ソフトウェア、Appサービス、テストツール、Appアナリティクスなども利用可能です。
最新のベータ版の取得
新しいソフトウェアはAppleのユーザーの間で迅速に普及します。そのため、Appleの革新的な最新テクノロジーをいち早くAppに組み込み、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの新バージョンのリリースに合わせて各OSの最新機能をAppでシームレスに提供することが重要です。これまで以上に革新的なAppを作り出すことで、いつでも次世代の機能に対応できるようにしましょう。
包括的なサービスの利用
Appleの密接に統合されたハードウェア、ソフトウェア、サービス、機能を活用して、便利かつ魅力的な体験を生み出すことができます。特別なコンテンツへのサブスクリプション登録、拡張現実を使った新しいApp体験、オンデバイスの機械学習によるインテリジェントな機能の作成、Apple PayによるApp内での迅速な購入、AppやWebサイトへのApple IDでのサインイン、Siriを使った音声コマンドなど、さまざまな機能を実装してユーザーに提供しましょう。
Appのテスト
AppやApp Clipをリリースする前に、有益なフィードバックを入手しましょう。TestFlightを使用すると、最大10,000人の外部テスターをベータ版ビルドのテストに招待することができます(テスターのメールアドレスを使用するか、パブリックリンクを共有します)。
世界中でのAppの配信
App Storeは、世界175の地域のユーザーが、AppleプラットフォームのApp、ゲーム、Extensionを簡単に見つけてダウンロードできる場所です。世界各地での支払いの処理、無料のAppでも利用できる無制限のホスティングと帯域幅、ユーザーアカウントの検証など、さまざまなサービスを提供することにより、AppleはデベロッパがAppの配信を拡大できるようサポートしています。Apple Business ManagerおよびApple School Managerを利用すると、Appの一括配信や、指定した組織のみを対象としたカスタムAppの配信が行えます。Developer ID証明書およびAppleの公証プロセスを使用して、Mac向けAppをMac App Store以外の場所で配信することも可能です。この方法を使用すると、開発元が信頼できるデベロッパであることをユーザーに知らせることができます。
詳細なアナリティクス
App Store Connectでは、ユーザーエンゲージメント、マーケティングキャンペーンのパフォーマンス、収益化などを測定して、他では得られない情報を入手できます。技術的な実装は不要です。Appアナリティクスについてさらに詳しく
Appleのエキスパートによるサポート
プログラムメンバーのための特別なイベントで、Appのレベルをさらに高める方法を学ぶことができます。テクニカルサポートエンジニアにコードレベルのサポートを依頼して、バグの修正や特定のテクノロジーの実装に関するサポートを受けたり、質問への回答を得たりすることが可能です。
Apple Developer Appを使用した登録と本人確認
対象地域1に拠点を置くデベロッパは、Apple Developer Programへの登録と、その他のプロセスに必要な本人確認を、Apple Developer Appで行うことができます。
個人としてApple DeveloperProgramに登録する
申請者が、個人、個人事業主/個人経営者の場合は、以下の手順に従って、iPhone、iPad、MacのApple Developer AppからApple DeveloperProgramに登録します。登録を始めるには以下が必要です。
- Touch ID、Face ID、またはパスコードが有効になっているiPhoneまたはiPad。あるいは、Touch IDまたはパスコードが有効になっているMac。登録のプロセスでは、開始から完了まで同じデバイスを使用する必要があります。
- 2ファクタ認証が有効になっているApple ID。Apple IDの情報は、有効であり、最新の状態に保たれている必要があります。これには、名と姓、住所、電話番号、信頼できる電話番号、信頼できるデバイスが含まれますが、これらに限定されません。
- 最新バージョンのApple Developer Appがデバイスにインストールされていること。
- 使用するデバイスでiCloudにサインインしていること。
登録の開始
- 登録に使用するデバイスでApple DeveloperAppを起動します。
- 「アカウント」タブをタップ/クリックします。
- 登録に使用するApple IDでサインインします。デバイスへのサインインで使用したものと同一のApple IDである必要はありませんが、2ファクタ認証が有効になっている必要があります。
- プロンプトが表示されたら、Apple Developer契約の条件を確認して「同意する」をタップ/クリックします。
- 「今すぐ登録」をタップ/クリックします。
- プログラムの内容と要件を確認し、「続ける」をタップ/クリックします。
個人情報の入力
- 求められた場合、名と姓および電話番号を入力します。正式な個人名が販売元としてApp Storeに記載されます。名、姓のいずれの欄にも、別名、ニックネーム、企業名などを入力しないでください。正確でない名前を入力すると、登録確認の完了が遅れる場合があります。
- 運転免許証または政府発行の写真付き本人確認書類による本人確認が求められます。写真付き本人確認書類を撮影し、「確定する」をタップ/クリックします。2
- 画面に表示される手順に従います。
- 入力した情報を確認し、「続ける」をタップ/クリックします。
- 法人の種類として「個人」を選択します。
- Apple Developer Program使用許諾契約の条件を確認し、「同意する」をタップ/クリックします。
購入の完了
年間メンバーシップサブスクリプションの詳細を確認し、「登録する」ボタンをタップ/クリックします。メンバーシップは、キャンセルされるまで自動的に更新される年単位のサブスクリプションとして提供されます。購入する際は、Apple IDに設定された支払い方法のいずれかを使用できます。3 領収書はEメールで送信されます。また「設定」の「購入履歴」から、いつでも自分宛てにEメールで再送信できます。年次更新日の前日までであれば、「設定」でサブスクリプションをキャンセルすることができます。年の途中でサブスクリプションをキャンセルした場合、当該年の支払い済みのメンバーシップ登録料は返金されません。
組織としてApple DeveloperProgramに登録する
申請者が、企業、非営利団体、ジョイントベンチャー、パートナーシップ、政府機関の従業員である場合は、以下の手順に従って、iPhone、iPad、MacのApple Developer AppからApple DeveloperProgramに登録します。Apple DeveloperProgramに組織を登録する担当者は、組織を代表して法的な契約を交わす権限を有している必要があります。また、その担当者は、組織の所有者または創設者、経営管理者、上級プロジェクト管理者であるか、上級社員から法的権限を付与されている従業員である必要があります。登録を始めるには以下が必要です。
- Touch ID、Face ID、またはパスコードが有効になっているiPhoneまたはiPad。あるいは、Touch IDまたはパスコードが有効になっているMac。登録のプロセスでは、開始から完了まで同じデバイスを使用する必要があります。
- 2ファクタ認証が有効になっているApple ID。Apple IDの情報は、有効であり、最新の状態に保たれている必要があります。これには、名と姓、住所、電話番号、信頼できる電話番号、信頼できるデバイスが含まれますが、これらに限定されません。
- 最新バージョンのApple Developer Appがデバイスにインストールされていること。
- 使用するデバイスでiCloudにサインインしていること。
登録の開始
- 登録に使用するデバイスでApple DeveloperAppを起動します。
- 「アカウント」タブをタップ/クリックします。
- 登録に使用するApple IDでサインインします。デバイスへのサインインで使用したものと同一のApple IDである必要はありませんが、2ファクタ認証が有効になっている必要があります。
- プロンプトが表示されたら、Apple Developer契約の条件を確認して「同意する」をタップ/クリックします。
- 「今すぐ登録」をタップ/クリックします。
- プログラムの内容と要件を確認し、「続ける」をタップ/クリックします。
Account Holderとしての情報の入力
- 求められた場合、正式な名と姓、および電話番号を入力します。別名、ニックネーム、または企業名を入力しないでください。正式な名前以外の名前を入力すると、登録確認の完了が遅れる場合があります。
- 運転免許証または政府発行の写真付き本人確認書類による本人確認が求められます。写真付き本人確認書類を撮影し、「確定する」をタップ/クリックします。2
組織情報の入力
画面に表示される手順に従って、以下の情報を入力します。
- 法人の種類。
- 法人名。架空事業名、商号、屋号、支店名での登録は認められません。配信するAppの「販売元」には法人名が記載されます。例:「販売元:ABC株式会社」
- D‑U‑N‑S®番号。申請する組織は、組織の法人情報および法人格を確認するためのD-U-N-S番号を有している必要があります。この番号は、Dun & Bradstreetによって付与される9桁の固有の番号であり、標準的な企業識別情報として広く利用されています。組織に付与されている番号を無料で検索することができます。番号をお持ちでない場合は、番号を無料で申請することができます。
- 本社の住所と電話番号。
- Webサイト。組織のWebサイトは、組織を正しく表現するドメイン名を使い、一般に公開されている必要があります。
- 署名権限の証明。あなたが組織を代表して法的な契約を結ぶ権限を有していることを確認してください。また、あなたが署名権限を持っていることを証明できる従業員の連絡先情報を入力してください。
- 組織が非営利団体、教育機関、政府機関である場合は、登録料の免除をリクエストできます。
提出された情報はAppleによって確認され、次の手続きが記載されたメールが届きます。
登録と購入の完了
登録情報の確認が終わり、承認されると、登録の完了が可能になったことを知らせるEメールが届きます。
- 登録に使用したデバイスでApple DeveloperAppを起動します。
- 「アカウント」タブをタップ/クリックします。
- 登録に使用したApple IDでサインインします。
- 「登録手続きを続けてください」をタップ/クリックします。
- Apple Developer Program使用許諾契約の条件を確認し、「同意する」をタップ/クリックします。
- 年間メンバーシップサブスクリプションの詳細を確認し、「登録する」ボタンをタップ/クリックします。
メンバーシップは、キャンセルされるまで自動的に更新される年単位のサブスクリプションとして提供されます。購入する際は、Apple IDに設定された支払い方法のいずれかを使用できます。3 組織のクレジットカードを使う必要がある場合は、デバイスの設定でサインインしているApple IDにそのカードの情報を追加してください。このApple IDは、登録に使用するApple IDと異なっていてもかまいません。領収書はEメールで送信されます。また「設定」の「購入履歴」から、いつでも自分宛てにEメールで再送信できます。年次更新日の前日までであれば、「設定」でサブスクリプションをキャンセルすることができます。年の途中でサブスクリプションをキャンセルした場合、当該年の支払い済みのメンバーシップ登録料は返金されません。
本人確認を行う
Webサイト上での本人確認プロセスが完結した場合であっても、一部のプロセスでは、App内での本人確認が必要となることがあります(Account Holderの役割の譲渡を受け入れる場合や、Apple DeveloperEnterprise Programへの申請を行う場合など)。一度本人確認が完了すると、その情報がお使いのApple IDと関連付けられます。別のApple IDでサインインして再度本人確認を行うことはできません。登録を始めるには以下が必要です。
- Touch ID、Face ID、またはパスコードが有効になっているiPhoneまたはiPad。あるいは、Touch IDまたはパスコードが有効になっているMac。登録のプロセスでは、開始から完了まで同じデバイスを使用する必要があります。
- 2ファクタ認証が有効になっているApple ID。Apple IDの情報は、有効であり、最新の状態に保たれている必要があります。これには、名と姓、住所、電話番号、信頼できる電話番号、信頼できるデバイスが含まれますが、これらに限定されません。
- 最新バージョンのApple Developer Appがデバイスにインストールされていること。
- 使用するデバイスでiCloudにサインインしていること。
本人確認
- Apple Developer Appを起動します。
- 「アカウント」タブをタップ/クリックします。
- AppまたはApple Developerアカウントに関連付けられているApple IDでサインインします。
- 「本人確認を行う」をタップ/クリックします。
- 求められた場合、正式な名と姓、および電話番号を入力します。別名、ニックネーム、または企業名を入力しないでください。正式な名前以外の名前を入力すると、登録の確認が遅れる場合があります。
- 運転免許証または政府発行の写真付き本人確認書類を撮影します2。
- 入力した情報を確認し、「続ける」をタップ/クリックします。
プロセスの完了
本人確認が完了すると、確認画面が表示されます。その後Webサイトに戻り、必要に応じてプロセスを完了できます。
年間メンバーシップのサブスクリプションを更新する
Apple Developer Appから登録した場合、メンバーシップは自動更新サブスクリプションとして更新されます。その際、Apple IDに設定されたデフォルトの支払い方法が使用されます。3 組織のクレジットカードを使う必要がある場合は、デバイスの設定でサインインしているApple IDにそのカードの情報を追加してください。このApple IDは、登録に使用したApple IDと異なっていてもかまいません。
サブスクリプションのキャンセルと再登録
サブスクリプションはいつでもキャンセルすることができ、メンバーシップの有効期限が切れるまでは、メンバーシップの特典を利用し続けることができます。有効期限は、Apple Developer Appの「アカウント」タブで確認できます。サブスクリプションをキャンセルしても、メンバーシップの有効期限が切れてから1年以内であれば、いつでも再登録することができます。
1 Apple Developer AppはApp Storeでサポートされている地域でご利用いただけますが、特定の地域では制裁やその他の制限等の事情により、登録手続きをご利用いただけない場合があります。中国本土でのApple Developer Appの利用について、詳しくはこちらのページ(簡体中国語)をご覧ください。
2 写真付き本人確認書類:Appleは、この情報を本人確認や不正防止の目的以外で使用することはありません。Appleは、この情報をサードパーティの本人確認サービスプロバイダと安全に共有することがありますが、そうしたプロバイダがこの情報を本人確認および不正防止以外の目的で使用することは禁止されています。Appleはサードパーティサービスプロバイダに対し、この情報が不要になり次第、かつ法律でその保存が義務付けられていない限り、この情報およびこの情報から得られたすべての情報を削除することを義務付けます。写真付き本人確認書類の画像が提出された後、Appleは、その真正性を確認し、画像から名前と住所のみを抜き出して、画像を破棄します。政府発行の本人確認書類の画像を提出したくない場合で、かつ提出が法律によって義務付けられていない場合は、別の本人確認方法についてAppleまでお問い合わせください。デベロッパの情報が登録や本人確認に使用される方法について、詳しくは「Apple Developer Programとプライバシー」を参照してください。
3 Apple Developer Programメンバーシップの支払い方法にストアクレジットを使用することはできません(インドを除く)。
Apple Developer Appの使用について問題がある場合は、Appleまでお問い合わせください。
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