[Google AdMob]Apple iOS SwiftUIのサブスクリプション購入後にAdMobの広告を表示させないようにする。

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eye-catching-admob-表示制御 Google AdMob

AppleのサブスクリプションとGoogleのAdMobが使えるようになってきました。Xcodeに、StoreKit2とAdMobを使える状態の開発環境ができたので、早速やりたいことを実現していきましょう。

StoreKit2のサブスクリプションとGoogleAdMobはどういったことをやりたいの?

2つの課金の仕組みがあると、アプリとして不評になるんじゃないの?

iPhoneアプリを課金アプリとして買ってもらえるためにはかなり厳しい状況なんだと思う。だから、基本的には、iPhoneアプリを無料とするためにAdMobを使って収益を得られるようにしながら、サブスクリプションを買ってくれたユーザには、広告を表示させないというアプリを作ろうと思うよ。

そうね。課金をしてもらうということで、しっかりとしたものを作るという気持ちは大事よ。

責任が発生するから、サブスクリプションやアイテム課金については、しっかりと考えを持って対応していきましょう。

 

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Apple PayサブスクリプションとGoogle AdMobの連携を進める。

この章では、AppleのStoreKit2でのApple Payに連動したサブスクリプション機能を購入してもらった際に、Google AdMobで表示された広告を表示させない。有効期限が切れると再度広告を表示させるようにするための連携方法についてまとめています。

iPhoneアプリをSwiftUIで作っていくと、少しずつ機能を作り上げ、複数のサービスを結合することになります。

それぞれのサービスを使いこなせるようになった時に、魅力的なサービスになるよう組み合わせて、サービスをコラボレーションする必要があります。

この機能を作らないとうまくアプリケーションが作れませんので、詳細を記載します。

Apple StoreKit2を使って、課金アプリ・サブスクリプション機能を作る方法

Apple StoreKit2は、Appleが提供する開発者向けのフレームワークで、iOS、macOS、watchOS、tvOSなどのAppleプラットフォーム上でアプリ内課金(In-App Purchase)とサブスクリプション機能を実装するためのツールセットです。

このフレームワークを使用することで、アプリ内でデジタルコンテンツやサービスを販売し、ユーザーに課金できるようになります。

Apple StoreKit2の主な機能と用途について説明します:

  1. アプリ内課金: アプリ内課金は、ユーザーに対してアプリ内でアイテム、機能、コンテンツ、サービスなどを購入させるための仕組みです。例えば、ゲーム内の仮想アイテム、アプリ内で提供するプレミアムコンテンツなどを販売できます。
  2. サブスクリプション: Apple StoreKit2を使用することで、アプリ内で定期購読型のサービスやコンテンツ提供を実現できます。これは、アプリ開発者に持続的な収益をもたらす方法として非常に重要です。
  3. 収益化: アプリ内課金とサブスクリプションを通じて、アプリ開発者はアプリを提供しながら収益を上げることができます。Appleは売上から手数料を徴収しますが、開発者に収益の一部を支払います。
  4. セキュリティとプライバシー: Apple StoreKit2はセキュリティとプライバシーに配慮して設計されており、ユーザーデータと取引情報を保護します。また、ユーザーに対してトランスペアレントな課金プロセスを提供します。
  5. Apple ID統合: ユーザーはApple IDを使用して課金を行い、1つのApple IDで複数のデバイス間で課金情報を共有できます。

Apple StoreKit2を使用することで、アプリ開発者はアプリ内課金やサブスクリプションを実装し、ユーザーエクスペリエンスを向上させつつ、収益を増やすことができます。

Apple iOS Appで課金アプリを作成する。【サブスクリプション】

Google AdMobを使ってiPhoneアプリに広告を表示させる方法

Google AdMobは、モバイルアプリやウェブサイトの開発者が広告収益を得るために使用できる、Googleが提供する広告モノライズプラットフォームです。AdMobは、モバイルアプリ内広告のモノタイズやウェブサイトの収益化を容易にするために設計されており、広告主(広告を出稿する企業や個人)とパブリッシャー(広告を表示するアプリやウェブサイトの運営者)の双方に利益をもたらす仕組みを提供しています。

主な特徴と機能には以下が含まれます:

  1. 広告フォーマット: AdMobはさまざまな広告フォーマットをサポートしており、バナー広告、インタースティシャル広告、リワーデッド動画広告、ネイティブ広告など、さまざまな広告をアプリ内に組み込むことができます。
  2. ターゲット広告: AdMobは、ユーザーの行動や興味に基づいてターゲット広告を表示するためのデータ分析ツールを提供します。これにより、広告がユーザーターゲットに合ったものである確率が高まり、クリック率や収益を最適化するのに役立ちます。
  3. 広告ネットワーク: AdMobは、Google広告ネットワークに接続されており、世界中の多くの広告主からの広告を提供しています。広告主はAdMobを通じてアプリ内で広告を表示し、その結果、パブリッシャーは広告収益を得ることができます。
  4. 収益最大化: AdMobは、広告収益を最大化するために自動的に広告を最適化するアルゴリズムを使用します。これにより、広告がユーザーに最適なタイミングで表示され、収益を最大化できます。
  5. レポートと分析: AdMobは、収益の追跡や広告パフォーマンスの分析を行うためのダッシュボードとレポートツールを提供します。これにより、パブリッシャーは広告の効果を追跡し、戦略を調整することができます。

Google AdMobは、モバイルアプリやウェブサイトの開発者にとって収益を上げるための重要なツールであり、広告を効果的に活用する方法を提供します。

また、広告主にとっても、ターゲットユーザーにアプローチできるプラットフォームを提供し、広告キャンペーンの成功を向上させる手段となります。

サブスクリプションの購入状態により、広告を表示させないようする。

この章では、AppleのStoreKit2でのサブスクリプション機能を購入してもらった際に、Google AdMobで表示された広告を表示させない。

有効期限が切れると再度広告を表示させるようにする機能を実現する方法を紹介します。

iPhoneアプリの広告を非表示にさせるための詳細要件を規定しましょう。

サブスクリプションを購入してもらうと、有効期間内にサービスが利用できるようになり、有効期限が切れるとサービスを利用できなくなる機能が、Apple SwiftUI StoreKit2で用意されています。

サブスクリプションは一度購入してもらうと、継続するかどうか決めてもらえるようになり、継続的に収益を見込めるため、是非ともアプリケーションに入れたい機能です。

今回、アプリケーションは、無料でダウンロードできるようにして、通常は広告が表示されますが、サブスクリプションを購入すると広告が表示されないようにしたいと思います。

Google AdMobには、リワード広告、リワードインタースティシャル広告があります。

この2つは、別途考えている機能追加のアイテム購入に使いたいと思いますので、扱いは別に検討したいと思います。

機能:サブスクリプション購入中は、アプリ起動広告、バナー広告、インタースティシャル広告を表示させないようにする。有効期限が切れたら再度、無効になっていた広告を表示させる。

(ユーザが広告の試聴を選べるリワードインタースティシャル広告(とアイテムを得られるリワード広告)は、見ることで、追加の費用がなく機能を追加できるため、この2つのアイテムは一度作り込んで試したいと思います。)

以下のリワード広告は、サブスクリプション時にも表示させたいと思いますので、広告なしという用語は使わないようにしたいと思います。

AdMobリワード広告

サブスクリプションの仕様を決める。

サブスクリプションの購入では、広告を表示させずに利用できること。

という仕様であれば、Google AdMob広告を表示させない有効期限に対して、価値をもたすことになります。イメージとしては、スマホの1Gbyteに価値を持たせるとうイメージでしょうか。物体ではなく、サービスに価値を持たせる。このように、広告が表示されないことに価値を持ってもらうという戦略が必要です。

サブスクリプション1週間券:700円
サブスクリプション1ヶ月券:3000円
サブスクリプション2ヶ月券:6000円
サブスクリプション3ヶ月券:9000円
サブスクリプション半年券:18000円
サブスクリプション1年券:36000円
まずは、広告がどの程度入るかもありますが、広告を入れないことによる得られる金額がなくなるわけですから、それ相応の価値を払ってもらうということも検討する必要があると思います。

なぜ1日100円としたかとすると、基本的に、アプリ起動時広告が表示されない、バナー広告が表示されない、インタースティシャル広告が表示されないという3つの広告がなくなるわけです。

もし、1つでも広告が見られたとして得られる費用をサブスクリプションの額にしたいと思います。
そうそう、サブスクリプションの場合は、Appleに一部利用料が支払われますのでやはりこの程度の金額を回収できるようにしたいと思います。

画面下部にある標準という枠が、サブスクリプションになっていますので、この部分を上記の広告無料券に置き換えたいと思います。

Add Auto-Renewable Subscriptionが自動で期間延長をしてもらえるので、このサービスを使いたいと思います。

以下の機能を置き換えていきたいと思います。

1:Productsファイルにサブスクリプションの設定を入れる。
2:サンプルコードの中から、車とガソリンなどの設計になっている部分を自分のアプリ用に変更する。

SubscriptionsView.swift

3:アプリケーションで使うアイコンを選ぶ。

SF Symbols - Apple Developer
With over 5,000 symbols, SF Symbols is a library of iconography designed to integrate seamlessly with San Francisco, the system font for Apple platforms.
課金画面元データ

Add Consumable in-App Purchase
Add Non-Consumable In-App Purchase
Add Non-Renewing Subscription
Add Auto-Renewable Subscription

アプリ内課金 - Apple Developer
アプリ内課金とStoreKitフレームワークを利用して、プレミアムコンテンツ、バーチャル商品、サブスクリプションなどのアイテムをアプリ内で販売する方法についてご紹介します。

自動更新サブスクリプション(Add Auto-Renewable Subscription)

Appのコンテンツ、サービス、プレミアム機能への継続的なアクセスを提供することができます。自動更新サブスクリプションでは、ユーザーがキャンセルするまで定期的に課金が行われます。一般的なユースケースには、メディアやコンテンツのライブラリ(ビデオ、音楽、記事など)、サービスとしてのソフトウェア(クラウドストレージ、仕事効率化、グラフィックス、デザインなど)、教育コンテンツなどへのアクセスがあります。自動更新サブスクリプションでは、ファミリー共有を提供することができます。

サブスクリプションについてさらに詳しく

非自動更新サブスクリプション(Add Non-Renewing Subscription)

ゲーム内コンテンツのシーズンパスなど、期間限定のサービスやコンテンツを提供することができます。このタイプのサブスクリプションは自動的に更新されないため、アクセスの継続を希望する場合は、ユーザー自身が都度購入する必要があります。

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