このページではGoogle AdMobのSwiftUIでiPhoneアプリ起動時に広告が表示されるようにしたいと思うよ。
Xcode Version 13.0 beta 3 (13A5192i)以上
iOS 15以上
iPhoneアプリ起動時であれば、必ずみてくれるiPhoneアプリになるから、広告収入がかなり期待できるね。でも、毎回起動時に表示されるのは嫌がられるかもしれないから、表示タイミングなども変えられると良いわね。
そうだね。あまりにも広告・広告しているとうっとうしいと思われますね。起動をした後しばらく表示させないためのフリークエンシー キャップという機能もAdMobにすでに用意されているようだから、1日1回にするとか選べそうだね。
起動時に広告が出た後、スムーズにiPhoneアプリケーションが表示されるということを意識しながら実装して欲しいわ。iPhnoeアプリ起動後、バナー広告の表示に移動できると良いわね。
例えばカメラアプリ、音楽アプリなど、毎日使うアプリを作れないか考えて行きましょう。
Google AdMobのiPhoneアプリ起動広告をSwiftUIで表示させる事前準備
Google AdMobは、モバイルアプリケーションの収益を向上させるための広告モネタイゼーションプラットフォームで、アプリ開発者が広告を統合し、広告を表示して収益を得るのに役立ちます。
AdMobには、さまざまな広告フォーマットが用意されており、その中には「アプリ起動広告」も含まれています。
アプリ起動広告は、ユーザーがアプリを起動する前に表示される広告です。
これは、アプリの起動プロセスの一部としてユーザーに広告を提示する方法です。
アプリの起動画面やスプラッシュ画面の一部として表示されることが多いです。
アプリ起動広告を導入するために、AdMobの設定と広告キャンペーンの設定を行う必要があります
AdMobは、アプリに表示する広告を提供し、広告を適切にターゲット設定して、ユーザーが関心を持つ広告を表示できるようにします。
これにより、アプリ開発者は広告からの収益を得ることができます。
アプリ起動広告は、広告主にとっても有益であり、ユーザーアクションを促進し、アプリの新機能や特典を紹介するのに役立つことがあります。
ただし、ユーザーエクスペリエンスに対する影響を考慮して適切に設計し、過度な広告表示やユーザーを妨げることなく提供することが重要です。
このページで目指すのは、iPhoneアプリを起動したときに、以下のようにGoogle AdMobの起動時広告を表示させることです。
以下の事例は、開発中のテストモードで表示されたものになりますが、本番環境では利用ユーザが広告を見たことにより、収益が得られるようになります。
STEP1:アプリ起動時広告の概要を理解しましょう
Google AdMobを利用できるようにする必要があります。まだ設定していない方は以下のサイトから設定をしてみてください。
設定の仕方に迷われた方は以下の記事に詳細をまとめていますので、ぜひ事前準備をしてみてください。
Step2:Google AdMobでアプリ起動の広告ユニットを作成しよう
まずは、Google AdMobに移動して、アプリ起動の広告ユニットを作成してください。
アプリ起動:ユーザがお客様のアプリを表示したり、アプリを切り替えた際に表示される広告フォーマットです。広告オーバーレイの読み込み画像です。
以下のようにアプリ起動時の設定をすることで、AdMob広告の準備ができたことになります。
ここで得られた、広告ユニット IDを使って、Xcodeに入力することになりますが、開発中はテスト用の広告ユニットIDを用いて開発します。
広告ユニットに変更するのは、本番環境のリリース前だけにして、開発中に利用することを忘れないようにしましょう。
広告ユニットIDをテスト広告用にしましょう。
開発中は、テスト用の広告ユニットを利用します。
こうすることで、色々と評価時にタップしても誤って収益を得ることがなくなり、規約違反を防ぐことができます。
何度も口を酸っぱく言います。テストをするときには、このテスト広告ユニットIDを利用しましょう。
最悪垢BANになります。注意してくださいね。
Googleの以下の開発者サイトに、各フォーマットのテスト用のデモ広告ユニットIDについてまとまっています。
以下のアプリ起動のでも広告ユニットIDを使っていきましょう。仕様が変わる可能性もありますので、常に最新の情報を集めてください。実際にXcodeのコードに以下を埋め込んだ状態で評価をしてください。
広告フォーマット | デモ広告ユニット ID |
---|---|
アプリ起動 | ca-app-pub-3940256099942544/5662855259 |
バナー | ca-app-pub-3940256099942544/2934735716 |
インタースティシャル | ca-app-pub-3940256099942544/4411468910 |
インタースティシャル動画 | ca-app-pub-3940256099942544/5135589807 |
リワード | ca-app-pub-3940256099942544/1712485313 |
リワード インタースティシャル | ca-app-pub-3940256099942544/6978759866 |
ネイティブ アドバンス | ca-app-pub-3940256099942544/3986624511 |
ネイティブ アドバンス動画 | ca-app-pub-3940256099942544/2521693316 |
AdMob アプリ起動広告のフリークエンシー キャップを活用しよう。
Google AdMobのアプリ起動広告をiPhoneアプリを毎回立ち上げするたびに表示してしまうことになります。
Google AdMobサイトから、フリークエンシー キャップを設定することで、iPhoneアプリに起動時広告を表示間隔を変更することができます。
フリークエンシー キャップは、同一のユーザーに広告を表示する回数を制限する機能です。アプリ全体または特定の広告ユニットにフリークエンシー キャップを設定すると、特定の期間(分単位、時間単位、または日単位)に 1 人のユーザーに広告が表示される回数の上限を設定できます。
たとえば、フリークエンシー キャップを使用して、30 分間に広告が表示される回数を 2 回以下に設定できます。
Google AdMobアプリ起動広告をXcodeのSwiftUIで表示させる実装方法
さて、Google AdMobでの起動時広告ユニットを作成し、テスト用のデモ広告ユニット IDを取得し、準備が万端になりました。
ここからは、XcodeのSwiftUIでAdMobアプリ起動広告を導入していきます。
実装の前提としては、SwiftUIのみで実現すること。Cocoapodなど、古くなってしまった技術は基本的には利用しないようにして、iOS15、iOS16以上で使えるものにしたいと思います。
また、バナー広告と同じように、アプリ起動広告のロジックは1ファイルに抜き出し、表示命令は1行で実行できるようにして、本流のロジックに混ぜない思想で対応することを目指します。
STEP3:Google社の推奨の実装方法を取り入れましょう。
Google社が提供するiOS導入のガイドは、AdMob で iOS アプリを収益化したいが Firebase を使用していないパブリッシャーを対象としています。
アプリ起動時広告は、子供向け、ファミリー向けのアプリには使用できないそうです。
注意しましょう。
アプリ起動時広告のデベロッパー ガイド:
詳しくは Google AdMob ヘルプセンターおよび Google AdMob ヘルプ コミュニティをご参照ください。
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