移植したApple Payサンプルコードを動かしてみよう。
このページのゴールは、WWDCで開示しているStoreKit2のサンプルコードを自分のアプリケーションに移植し、同じように動作することを目的としています。
WWDCの提供されているサンプルコードは、新しい機能を使っているため、SwiftUIを使った最新のコード体型になっています。(SwiftUIだけで全実装。)
そのため、このソースコードを参照することでかなりの勉強になりました。
・SwiftUI上で、ファイルを分離する機能実装方法。
・StoreKit2を使った購入、消耗品、サブスクの実装方法
Xcode初心者は、このサンプルコードを理解できる様になることが良いのではないかと感じています。今回、このサンプルコードの移植は、3日程度(6h程度)で移植することができました。
自分のアプリにカスタマイズしていくことはこれからですが、この機能を前提として、アプリケーションを組むのか、後から課金機能を入れるのかでは、ソースコードの作りが変わってきてしまうと思います。このサンプルコードは、特に追加、削除する必要もなく、動作するところまで動かせました。
初心者の方はぜひこのサンプルコードをまずは理解することをお勧めします。さて、次は、StoreKITの次のセッションを見ていきたいと思います。
StoreKit2のApple Payサンプルコードを自身のXcode環境に組み込む
サンプルコードが動かせるようになったら、早速その環境を、自身のアプリに組み込んで同じように動かせるようにしましょう。
そのようにすることで、自分のアプリとサンプルのアプリをどのように繋げるのか、より具体的にイメージが湧くようになります。
サンプルコードは、全てSwiftUIになっていますので、作業内容としては一旦ファイルを全て自分のサブフォルダにコピーし、Configration fileの設定などを追加する程度です。
まずは、この移植の課題を乗り切りましょう。
Xcode開発環境
2021年7月時点
XcodeのVersion 12.5.1 (12E507)
リリースターゲットiOS14または、iOS15
2023年1月時点
XcodeのVersion 14.2 (14C18)
リリースターゲットiOS16
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